− Oratorio −
Oratorioとは何か?
Oratorioは何らかの活動組織ではありません。
そして、Oratorioはこのサイト自体ではありません。 シンボルがOratorioであり、活動の象徴がOratorioであり、あなたが多様な性を認識した時点であなたの中にOratorioが存在します。
Oratorioは同性愛指向・異性愛指向・両性愛指向・無性愛指向を初めとする「性的指向」。
女性、中性、男性、FTM、MTFを初めとする「自己と他者の性」。
それらの多様性を認め、様々な性のあり方を許容した社会を構築する為の意思表示と共通認識・象徴となる概念です。
Oratorioは個人・組織の活動活性化、架け橋となる事を望みます。
そしてそれは個人・組織がOratorioの概念を理解した上でOratorioを意思表示、共通認識・象徴として活動を行うことになります。
これは、Oratorioの設計者らもOratorioの概念の元に活動している事を意味します。
Oratorioはなぜ誕生したのか?
Oratorioは従来の各種活動の活性化と相互関係性を生み出す為に発生しました。
Oratorioの誕生以前から、各種の活動組織や個人の活動はありました。
また、近年ホームページ、ブログにより急速に個人の意見主張、意思表示が可能となりました。
しかし、各活動組織での活動において、ロゴやキャッチコピーが組織ごとに違い、また活動ごとにその都度ロゴやキャッチコピーが異なる事が見受けられます。
そして、活動組織の肥大と共に、組織の維持にコスト(時間、資金、労力)が必要となり、大規模な組織化は困難で、組織の維持が破綻した時、それまでの情報発信や活動も停止します。
また、個人のホームページ、ブログでは、主として記述する内容が異なり意見主張、意思表示も千差万別で混沌とした状態です。
千差万別で多様な意見がある事は素晴らしいとOratorioは考えます。
しかし、それら多様な意見が、ただ発生し、消滅するサイクルは残念であるとOratorioは考えています。
また、サイト訪問者の視点ではそのサイトが”多様な性を認識している”との判断が困難でした。
上記には共通した問題があるとOratorioは考えました。
それは、各活動組織・個人において共通となる象徴が存在せず、方向性もまた定まっていません。
そして、活動組織の行動もよりマクロな視点で見れば、個別のサイトと同様に混沌していると考えました。
そこで、Oratorioは各活動組織・個人のサイト等において共通の象徴となり、千差万別な意見を出しながらも方向性を生じさせられると考えました。
さらに、サイト訪問者が直ぐに”多様な性”を判断できる為にも、Oratorioは具現化しました。
それが、”シンボル” です。
Oratorioは誰が設計したのか?
あなたは疑問に思うかもしれません。
「Oratorioを設計・管理しているのは誰なのか?組織なのか?」
しかし、この疑問はあまり重要ではありません。
Oratorioは概念であり、シンボルと共に伝播し、そしてあなたが理解すればあなた自身がOratorioでもあります。
例えこのサイトが無くなってもOratorioは存在し続けます。
このサイトはOratorioを説明するだけのサイトでしかありません。そして、Oratorioの設計者も既にOratorioの概念の元に行動しているにすぎません。
その為、あなた自身が活動を行い、そしてOratorioを進化させる設計者でもあります。
あなたが行動を起こす事で、Oratorioが進化するのをOratorioは望みます。
Oratorio description Ver1.0